2022年度 岐阜県立池田高校キャリア教育プログラムがスタート!

岐阜県立池田高校のキャリア教育プログラム
『学校を飛び出して、地元で活躍するオトナを取材しよう!』は
今年度で7年目です。
本年度から少し変化する部分があるので、それも楽しみです!

■池田高校のキャリア教育プログラムとは
1年生を対象に希望者を募っておこなわれるプログラムです。
地元で活躍している方にインタビューをおこない、それを記事にして発表します。
インタビューと記事の執筆に向けてビジネスマナー、インタビュー、写真撮影、原稿の書き方について、それぞれのプロからのレクチャーを受けます。
準備から記事を仕上げて発表するまで長い時間をかけて多くの経験をすることで、参加した生徒たちが大きく成長するプログラムになっています。

■7年目の変化① 1年生全員が対象に
これまでは習熟クラスを対象にしたプログラムでしたが、今年は1年生全員が対象となりました。
6年間で本プログラムに参加した生徒たちの成長を背景に、間口を広げて、挑戦したい気持ちを応援するためです。

一年生全員(160名程)の前で、このプログラムについてお話をしてきました!

50分間を有効に使い、
プログラムに参加しない生徒たちも何かを持ち帰っていただけるよう
私の高校時代から歩んできたキャリア、人生の選択について
質問を交えながらお話しました。

例えば、高校1年生のとき
得意科目は、数学と化学。
苦手科目は、英語
そんな私が進級で選んだ道は「文系」か「理系」
どちらだったでしょう?と。

答えた生徒を含め、多くは「理系」と予想しました。
残念ながら、実際に選んだのは「文系」でした。

当時は理系クラスに行く女子が少なかったので
恥ずかしい、友だちはみんな文系だから・・・が理由でした。

自分軸ではなく、周囲の目を気にして他人軸で進路を選んでいたんですね。

その結果、文系クラスで英語に最後まで泣かされ、苦手意識は益々大きくなりました。結果的に数学と化学の得意を活かした学校に進学しました。
あの時に理系を選んでいたら、全く違う人生になっていたかも知れません。
でも、その選択も自分のキャリアの一部です。
その後は「自分はどうしたいのか」を中心に考えるようになり、現在は楽しく、豊かなキャリアを築いているので失敗も大事な経験なんですよね、と。

「失敗や間違いは誰にでもあります。大切なのはそのとき、その後どう対応するか。前向きに行動することやチャレンジ精神、失敗しても諦めない心があれば、自分の人生を輝かせることができると思います」と。生徒たちに少しでも、何かを感じて貰えたら嬉しいなぁ、と思いながらお話をさせていただきました。

■7年目の変化② 2年、3年まで継続した活動に
もう一つの変化は、
1年生の間だけでなく、
2年生、3年生でも継続して
インタビュー先の研究等をおこなうことが検討されていることです。

これは、池田高校に本年度より導入された
普通科単位制による新しいチャレンジです。
まだ、具体的にどのような形で継続されていくのかはわかりませんが、
今後の生徒たちと池田高校の変化にぜひ注目してください。