新入社員研修
新型コロナウイルス感染防止対策のため、銀行主催の異業種を集めた集合研修を取りやめる企業が増えました。
今年の新人はどうなるのだろう・・・と気にしていましたが、DVD教材やオンライン研修で対応される企業もいらっしゃいました。
当社もご多聞に漏れずキャンセルありましたが、「捨てる神あれば拾う神あり」です。
上記のような集合研修を計画していたが出来なくなった企業様からや親しくさせていただいている研修会社からお声をいただき、2日から6日まで研修講師を努めました。
各企業へ訪問し会議室で10名前後の新入社員研修。
3密にならない様に社会的距離を保ち、定期的な換気やこまめな消毒で安全・安心な場つくりを心掛けた研修。
7時間の新人研修では、ビジネスマナーの基本五原則(形を身につけ心をのせる)から、電話の取り方ワークや報連相の行い方など仕事の進め方、「面白い仕事vs面白くない仕事」など。長年の中間管理職サラリーマンで経験してきた、認められる社員の気配りと行動力をお伝えします。
何より、どんな仕事でも「目的」を意識して、PDCAを回しながら働くことを実感して貰います。
よく担当の方から『厳しい指導をお願いします!』と言われます。
“厳しい”という各人で受け取り方の違う言葉は難しいです。
私はどちらかというと話し方や態度は、新入社員より少し年上の(図々しい!)偉ぶらない世話焼き女性上司が仕事を教えるイメージです。
勿論、NG態度を取っている時はハッキリ「態度が悪い」と指摘します。
何故なら、会社の社風は経営陣も大きく影響を与えますが、そこで働く人たちも同様にその要因となります。
ひとりひとりの態度や行動が、職場の雰囲気に大きく影響を与えることを自覚して貰いたい。
世界を震撼させる新型コロナウイルスにより様々な行事やイベントが自粛や規模縮小となる中、感染予防に配慮された社員研修を実施していただいた企業TOPやご担当者、また前向きに参加してくれた新入社員たちに感謝するばかりです。
そんな記憶に残る1日だからこそ、学生から社会人への切り替えを促し、それぞれの会社の新入社員として求められる姿を理解、体得できることを目的に、「厳しさ」と「分かりやすさ」の指導に務めた新入社員研修でした。
来年はオンライン研修も実施できるようにします。