池田温泉新館、再生の一助になるために

池田温泉再生プロジェクト

2025年6月、池田町の地域活性化を目的に各課から集まった職員の方で「池田温泉再生プロジェクトチーム」が発足しました。その取り組みの一環として、「池田温泉新館のフロアレイアウト案」の一般募集がおこなわれることを年末に知りました。

この公募を知り、地域プロジェクトマネージャーとして学んだ知識を生かして「寄付でなく知恵で池田町を応援したい!」と思い提案を決めました。(寄付は微々たるものしかできない笑笑)

池田温泉は地元にとってかけがえのない宝物であり、私にとっても大切な場所でもあります。

■想いを込めて磨いた提案

2025年末、時間を見つけては池田温泉新館のフロアレイアウト案の構想を練り続けました。頭の中にある想いを、より具体的で現実的な形にしていくため、ChatGPTと壁打ちを重ねました。何度も問い直し、整理してカタチづくりました。

大切にしたのは、アイデアの奇抜さではなく、「無理なく実現できるか」そして「無理なく続けられるか」ということ。今ある魅力を丁寧に磨き上げ、稼げる施設へ移行したい。

■提案の3つの軸

そうして完成した提案書は19ページになりました。その中の軸は次の3つです。

(1)テナントに頼らず運営できる仕組みをつくる

魅力あるテナントが入ってくれたら有難い。しかし、その反面、頼りすぎててしまうと他力本願的な、池田温泉自体の運営がテナントの経営状況に左右されてしまうリスクもあります。そのため、池田温泉自体の土台をしっかりと固め、テナントに頼ることなく健全な運営ができる仕組みづくりが必要だと考えました。

2)今あるものを最大限に活かす

すでに存在する設備や空間、そして池田温泉の「泉質」という資源を活用しながら、無理なくリニューアルできる方向性を模索しました。他の温泉施設が真似できないものが池田温泉にはあり、その活用の仕方を変えれば特徴ある温泉施設となります。そこが利益を生むと考えました。

3)コストよりも知恵を

大規模な改修などに大きな費用をかけるのではなく、重要な部分に必要なコストを投じ、工夫によって居心地の良い空間を生み出すこと。 利用者のニーズを明確にして、それを満たすコンセプト設計をすることで、現在ある空間や設備を生かしながら魅力的な再生が可能になるはずです。

■未来への願いと一歩

私の提案がこのプロジェクトで採用されるかどうかは、正直わかりません。けれど、今回このような形で自分の想いを提案というかたちにできたこと、それ自体に大きな意味があると感じています。

これからも地域プロジェクトマネージャーとして、広報・後方支援のプロとして、こうした取り組みに積極的に関わりながら、地域の魅力を引き出し、広げていける存在でありたいと思います。