『ライフキャリアレインボー』を作ろう
池田町子育て・就労応援センターの『ブランクなんて怖くない!失敗しない仕事探し2022』において『ライフキャリアレインボー』のセミナーに登壇しました。
■ライフキャリアレインボーとは
人には人生で大きく「子ども」「学生」「余暇人」「市民」「職業人」「配偶者」「家庭人」「親」の8つの役割があります。(ドナルド・E・スーパー氏のキャリアの定義)
単独ではなく、歳を重ねるごとに役割や比重が増えたり減ったり、状況や環境に応じて変化していきます。
今の自分が持つ役割と将来のライフイベントによって増減する役割を予測することで、生き方や働き方を考えることができます。
また、役割や比重を虹のように書き込むことで、今の状態や将来について可視化することができます。
■ライフキャリアレインボーで見えること
たとえば、今とても大変だと感じている場合、8つの役割がどのような厚みになっているのかが見えることで、少しでも楽になるための方法を考えやすくなります。家族や仕事、行政サービスなどの協力は得られないか、役割全てに完璧な自分を求め過ぎないなど対応策に目がいきはじめます。
また、現在は大変な状況でも、数年後にはどうなるのかが見えてくることで、心に余裕が生まれ希望が湧いてきます。
■セミナー受講の感想
・今の自分を知ることができて良かったです。
・自分から見える世界を見える化することができました。年齢ごとに見るとやってきたことがたくさんあり、これからやることもたくさんあるなと実感できました。
・完成させることはできていませんが、過去を振り返って見直すことができ、人生について改めて考えることができて面白かったです。
・今は仕事をしていないけれど、空白の時ではなく「母」や「妻」といった役割をこなしているという気付きがありました。
・働いている人をまぶしく思う気持ちがありましたが、私は私なんだと思えました。
・先の見通しなどができてとても良かったです。これを参考に家族年表のようなものもつくってみたいです。
■見える化でなりたい自分へ
自分の役割を客観的に見ることで、充実感を得たりモチベーションを高めたりすることができます。また、在りたい自分の姿をイメージすることで、理想に近付くための方法を考えることができるようになります。
ぜひ一度、ライフキャリアレインボーを書いてみてくださいね。
ご家族でそれぞれに書いたライフキャリアレインボーを見せ合い、役割について話合ってみるのも良いですよ。
☆このセミナーの様子は中日新聞社で掲載いただきました!