ジンサポ!ぎふ 出張相談会②

「出張ジンサポ!Assist in よろず支援拠点」の企業アドバイザーとして多治見市にある多治見市起業支援センターに行って参りました。
たじみビジネス相談窓口は、中小企業・小規模事業者の売上拡大、経営改善など、経営上のあらゆるお悩みに対応しています。

今回は、卸し業とサービス業、製造業の3社の人材確保に関するご相談をお受けしました。

「ネットショップの店長が欲しい。給与は幾らが妥当だろう、リモートを活用した働き方は?」というご相談がありました。いろいろお話を伺っていると、求める人物像の洗い出しが不明瞭なことが分かりました。


「ネットショップ運営経験やパソコンスキルの高い方をイメージされていますか?」とお尋ねすると、
「仕事は徐々に覚えて貰えば良いと考えています。遠方の方でなく、できれば地元の若い方を採用したい。」とお話されました。

仕事は徐々に覚えれば良い、ということからネットショップ担当者が行う業務を一緒に細分化しました。
すると、コストや時間から外注した方がよい業務と、徐々に出来て欲しいネットショップ運営業務、採用当初から必要な業務に分かれました。何より社長が採用したい方の業務は「お客様に関わるCS対応」と見えてきました。

※求める人物が明確に※
採用時にあって欲しいスキルはカスタマーサービスセンス!
信頼関係やリピートを生む丁寧なやりとりをお客様とできる方

求める人物像が明確になると、求人票に記載する内容も変わってきます。
また対象者もネットショップ経験者だけでなく、未経験の高卒、大学や専門学校の新卒や既卒、子育て中のママなど範囲が広がります。その対象層にどうやって求人を知って貰うか、という募集方法のアイデアも広がります。
子育てママ層なら「子育てがひと段落し、お互いの条件があえば正社員登用ありですよ」という働き方の提案も魅力的な求人です。
「やるべきことが分かったので、直ぐ社に戻り行動します。」と言って帰られました。

答えは既に相談者の方が持ってらっしゃいます。傾聴と質問でアシストすることが私たちの仕事だと改めて感じました。