採用パンフレットを制作しました

岐阜県山県市美山地域に事業所を構える三洋組様の採用パンフレットの制作をさせていただきました。
(本社所在地:岐阜市正木)
高校生を中心とした若い求職者の方を対象として、土木業界の魅力、そして三洋組という会社で働くリアルなイメージが届くように、現場で見て、聴いて、感じたことを大切にしながらカタチにしています。


■「伝える」ではなく「届く」

今回のパンフレットは、地元高校生に三洋組様や土木の仕事について知ってもらうことを目的としています。「どうすれば高校生が手に取り、読んでみたくなるか?」を起点に企画を考えました。

キーワードは“感覚で伝わること”。
土木や建設といった業種に馴染みがない若い世代にも興味を持ってもらえるよう、視覚的なインパクトを重視し、文字量はできるだけコンパクトに。そのぶん、写真をふんだんに使い、仕事の魅力や会社の雰囲気が自然と伝わるようにしました。

また、「かっこよさ」や「技術力」に加えて、「働く人の姿」をしっかり見せ、三洋組に入ったらどんな未来があるのかを、高校生が“自分ごと”として想像しやすいように、親しみやすさとリアリティのある表現を心がけました。

■土木の仕事はかっこいい!

今回、三洋組様の現場監督や入社1年目の若手社員の方などから色々とお話を聞き、実際に現場を訪れて写真撮影もさせてたいだきました。

私自身、こうしてサポートをさせていただくまでは土木の仕事を詳しく知らなかったので、たくさんの発見がありました。

たとえば、現場で活躍している重機は、近くで見ると思っていた以上に大きい!
そして、最近の機械はデジタル化が進み、モニターやセンサーを駆使して繊細な作業が可能になっています。そんな重機を自在に操る姿はスマートでカッコいい!

また、「土木=力仕事」というイメージが強かったのですが、実際は体格や性別に左右されにくく、技術や感覚で勝負できる仕事でもありました。

さらに印象的だったのが「残業はなく、18時以降はほぼ自分の時間」という若手社員の言葉。
就業時間はしっかり働いて、仕事が終わったらしっかり休む、というメリハリのある働き方ができる業界になっているそうです。

今回の制作を通じて、土木の仕事の面白さを実感できたので、その魅力をどのように伝えていけば良いか、制作チームで考えました。

■まずは「知ってもらう」こと

採用を目的としたパンフレットの場合、業界の専門性や仕事の内容を説明するだけでは、学生の心にはなかなか届きません。
それは、「知らない」から「興味がもてない」。興味を持てない仕事だから読む気にもなれないのでしょう。

このようなパンフレットでは、企業側の「伝えたい」「知ってほしい」情報を入れ込みたくなることが多いですが、大切なのは、それを見る学生が「なんだろう?」「面白そう」「かっこいい」などと、まず手に取ってもらう工夫が必要だと思います。

KOHOプラスワンでは、丁寧なヒアリングを元に、企業様が目指すものを実現するお手伝いをしています。
パンフレットはもちろん、Webサイト、動画など、メディアの形式を問わず、ターゲットに届くツールを企画・制作いたします。


「採用に力を入れたいけど、どこから始めたらいいか分からない」
「伝えたい魅力はあるのに、うまく形にできない」

そんなお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。