『女性のための起業講座』先輩としてお話ししました

2024年1月15日、岐阜県が主催する『女性のための起業講座』が開催されました。
この講座は、女性の起業を支援することを目的として、起業の基礎から実践的な知識までが学べる内容となっています。

お声掛けをいただいたきっかけは、本事業を受託されている岐阜新聞社の方が「ぎふジョ!」を見てくださったからだそうです。
私の経験がこれから挑戦しようとする方々のお役に立てれば嬉しいと思い、喜んでお受けしました。
(ぎふジョ!記事 https://gifujo.pref.gifu.lg.jp/message/2022/08/post-387.html

■セミナーの概要
このセミナーは、岐阜県が主催し、女性が安心して起業に向けた一歩を踏み出せるよう支援するプログラムの中級編です。

講師は中小企業診断士の豊増さくらさん。
中小企業診断士の視点で、事業計画の立て方や資金繰りなど具体的かつ実践的な内容を伝えていらっしゃいます。私は、このセミナーの中で『起業家体験談』として、講師との対談形式で、自身の起業経験についてお話ししました。


■一番伝えたかったのは「とにかくやってみよう!」

対談の中では、私が起業することになったきっかけや家庭と仕事の両立、起業したばかりの頃に抱えていた不安など、当時のことを思い出しながら、できるだけ丁寧にお伝えしました。

それらの中で、もっとも強くお伝えしたかったのは「とにかくやってみよう!」「行動を起こしてみよう!」ということです。

起業を考える多くの方が「ちゃんと準備ができてから」と慎重になりがちです。
しかし、実際にビジネスを始めると、想定通りに進まないことが多く、完璧な準備をするのは難しいものです。

やりたいことがあるなら、まずは小さくてもいいから始めてみることが大切。

私自身も、最初は小さな一歩からスタートし、試行錯誤を繰り返しながら事業を軌道⁉に乗せてきました。
行動を起こすことで、見えてくる課題や新しいチャンスがあります。失敗しても命まで取られませんし、諦めなければ失敗ではありません。

これから踏み出そうとしているみなさんに、私の実体験を基にしたお話が少しでも伝わったのなら嬉しいです。


■すべての判断を自分で下す

質疑応答の時間にはいくつかの質問をいただきました。その中に、会社員と起業の違いについての質問がありました。
これには、会社員は組織の中で役割が決まっており、指示を受けながら働くことができます。一方、起業するとすべての判断を自分で下し、結果に責任を持つことが必要です。
起業には自由がある一方で収入が不安定になるリスクもあることを理解した上で、自分に合った道を選ぶことが大切だということをお伝えしました。

「自分で道を切り開きたい!」という強い想いを持った女性は多くいらっしゃいます。
しかし、多くの方が「本当にできるのか?」という不安を抱えています。不安はどの道つきものです。
だからこそ、「とにかくやってみよう!」と心で決めて、不安材料を無くす行動が大切なんですよね。

まず行動を起こして、進みながら考えよう!というくらいの気持ちで、一歩踏み出してみてください。
動きながら試行錯誤をして調整していけば大丈夫です。失敗も貴重な学びになります。
なにより、動き出さなければ何も変わりません。「チャレンジしないことは、失敗よりも後悔が大きい」と教わったこともあります。

起業に限らず、何かをはじめたいと思ったら、まずは一歩踏み出してみましょう!

KOHOプラスワンでは、広報や採用、教育などによってあなたの一歩をサポートいたします。