3年ぶりの対面開催!新入社員研修

新入社員研修で計3日間、講師として登壇しました。
新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催でしたが、今年は3年ぶりに対面で研修を実施しました。

■対面だからこそ伝わるもの
2020年から3年間はオンライン研修でしたが、今年は対面で実施されました。
まる1日かけての研修だったため、非常に濃厚な時間を共有できたと感じています。

オンラインにはオンラインの良さがありますが、やはり新入社員研修は対面実施の方が伝わりやすいと感じることがいくつもありました。たとえば笑顔やおじぎの角度などは、目の前で実際に体を動かしてアドバイスをした方がわかりやすくなります。
また、名刺交換や電話対応の練習も同様です。受講者の方たちの緊張感やうまくできたときの喜びなどの雰囲気を直に感じることができます。
そして受講者のみなさんは、多くのビジネスマナーを学んだだけでなく、これから一緒に働く仲間たちと直接コミュニケーションが取れたことも大きな財産となったのではないでしょうか。

■学生から社会人に
講座の中で受講者が戸惑っていたのが、一人称が「僕」から「私」に変化することでした。
ビジネスシーンでは基本的に「私」と自称した方が好ましいのですが、どうしても学生時代からの癖で「僕」と言ってしまうようです。

逆に喜んでいたのは名刺交換の練習でした。
「大人になったような気がする」と、緊張しながらも喜んで名刺交換のマナーを学んでくれました。

もっとも多くの受講者が悪戦苦闘していたのが電話対応です。
会社にかかってきた電話の取り次ぎなど、テンプレートを見ながら練習しましたが、テンプレートがない状態では咄嗟に言葉が出てこなかったようです。

学生から社会人になると、言葉づかいやマナーなど変化することが多くあります。戸惑うことも多いと思いますが、新入社員研修でお伝えしたことや59ページにも渡るワークシートが社会人生活の助けになるでしょう。

■中小企業でもぜひ新入社員教育を
学生から社会人になったときに感じるギャップや戸惑いを少しでも埋めるために、新入社員研修は必要だと思っています。
しかし、中小企業では新入社員研修の実施が多くありません。

新入社員研修は、社会人になったばかりの方々が自信を持って社会人としての一歩を踏み出すためのサポートになります。
まだ新入社員研修を取り入れていない企業様はぜひ実施をご検討いただきたいと思っています。

※新入社員研修はエヌビーエス株式会社様よりお声掛けいただいております。