平成29年度補正予算 小規模事業者持続化補助金(後編)

岐阜県大垣市にある墓石専門店「石寅」様は、平成28年度の本補助金を活用し、ホームページのリニューアルとサービスメニューのチラシとポスターを制作されました。

無題

石寅 http://www.ishitora.info/
大垣市丸の内2丁目20番地    Mail mail@ishitora.info

以前のサイトは、約10年前に制作されたもので
あまり更新もされておらず、“名刺的なホームページ”でした。

リニューアルにあたっては、
・創業136年 地域に根づいた墓石専門店
・社長の真面目な人柄やこだわり
・新規墓石+ニーズの多い関連サービス
・お客様インタビューの充実
を強化することにしました。

また、自社で更新がサクサクと出来、スマホでもタブレットでも見やすいレスポンシブWEBデザインです。
※「レスポンシブWebデザイン」とは、PC、タブレット、スマートフォンなど、複数の異なる画面サイズをWebサイト表示の判断基準にし、ページのレイアウト・デザインを柔軟に調整すること

平成29年度補正予算 小規模事業者持続化補助金の申請については、
日本商工会議所の専用サイトhttp://h29.jizokukahojokin.info/ にて詳しく紹介されています。
申請書の最終提出は、平成30年5月18日(金)当日消印有効

そう、あと3週間。
えっー、もう間に合わない・・・と思われるかも知れませんが、構想1週間、作成2週間の約3週間あれば大丈夫。ちょっと半徹する日もあるかも知れませんが、出来ます!

採択されれば支払った額の2/3(上限50万)を補助いただけるので、小規模事業者にとって使わない手はありません。2件申請し、2件採択された経験から感じたことをお伝えします。

資料作成で時間を要するのは大きく2つ「事業計画書」と「補助事業計画書」です。

前者の「事業計画書」は主に、

・企業概要
・これまでの取り組みや実績
・顧客ニーズと市場動向(お客様が求めているサービスやその理由、競合、事業の将来的な見通し)
・それに対する、自社や自社の提供する商品・サービスの強み、実績
・経営方針
・目標と今後のプラン

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後者の「補助事業計画書」は、補助金貰ったら何に幾ら使う、その取り組みは今までと何が違う、どんな成果が期待できる、という前向きに考えていることを書きます。

無題前回の補助金申請説明会にて講師の方が、

「審査員は1つの計画書に対し、時間をかけて読んでくれない」と仰っていました。

つまり、超ハイスピード黙読をされても、申請者の考えていることがイメージできる計画書。例えば、写真やイラスト、表、色文字など活用して分かり易さを意識し、審査員が自社を応援したくなるような書類が良いと思います。

また、文章を書くにあたり大切にしていたことは、
1.いきなり文章にしない。伝えたいことを箇条書きで書き出す。

2.ストーリーを考える。現状をちゃんと分析して、未来のお客様を増やし、事業を成長させるためには、こういうことをしないといけないと読み手を納得させる流れを考える。

3.読み手の審査員が、目の前にいるような感じで、話しかけるような気持ちで書く。

4.専門用語や回りくどい文章は避ける。一文は短く、読み手を悩ませない。

5.写真やイラスト、表などを多用する。

6.書き上げたら、最低5~10回は読み直し、修正することを面倒くさがらない。

7.そして何より、この申請書は採択されると信じる。

そのように作成すると、両方で10~12枚程のボリュームになると思います。

もし、今作成されている方がいらして、不安なことがある方はご連絡ください。
後方支援として客観的なアドバイスをさせていただきます。

あなたの申請書が採択されますように。
さぁ、頑張って🍀